W3C アジアホスト開設 10 周年記念祝賀式典 開催
http://www.w3.org/ — 2006年10月25日 — World Wide Web Consortium (W3C) は、2006年11月28日(火)、東京台場のホテル日航東京にて、慶應義塾大学への W3C ホスト開設 10 周年を記念する W3C アジアホスト開設 10 周年記念祝賀式典 (W3C10 Asia) を開催いたします。
アジアにおける Web のこれまでとこれからに対する業界関係者らによる検証と討論
終日開催となります公開シンポジウムでは、斎藤 信男、W3C アジア担当副議長 及び 慶應義塾大学 名誉教授の他、アジアの W3C 会員組織や W3C の各運営ホストの代表者らから、開催のご挨拶と祝辞を頂戴いたします。司会は、萩野 達也、W3C 技術統括副責任者 及び 慶應義塾大学 環境情報学部 教授が務めます。
本シンポジウムでは、日本やアジアにおいて、Web が全ての人にとってオープンかつ利用可能であることを保証し、Web の可能性を最大限に導き出すために、Web の普及において重要な役割を果たした優れた専門家らによる、3部構成の公開討論を行います。
- 「W3C アジアホストへの期待 – 開設から将来に向けて」 モデレータ: 石川 雅康、慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 専任講師
- 「日本の IT 産業と Web 標準との微妙な関係」 モデレータ: 松居 真一、松下電器産業株式会社 コーポレート R&D 戦略室
- 「アジアが Web の原動力となる日」 モデレータ: Martin J. Dürst、青山学院大学 理工学部 助教授
最後にこれらの議論を踏まえ、これからの Web 発展に向けた将来展望について、日本及びアジアを代表し、日本のインターネット研究の第一人者である、慶應義塾 常任理事を務める 村井 純 教授と、World Wide Web の発明者で W3C の創設者でもある Timothy Berners-Lee 卿 (KBE) との対談を通じて、本シンポジウムを総括します。
一般の皆様にもご参加いただける、W3C 設立 10 周年記念祝賀式典の最終章を飾る W3C10 Asia
参加をご希望される方は、事前参加登録をお願い致します。一般からのご参加につきましては、参加登録の他、参加費 1万円 のお支払いが必要です。W3C 会員組織代表者様、報道関係者の皆様、ご講演者様、その他、関係者の皆様につきましては、前回同様、ご招待させて頂きます。本シンポジウムにおきましては、日本語と英語の同時通訳をご用意いたします。また、午後からは Web 技術と標準化に関する展示会の開催も予定しております。
本式典はまた、2年間にわたり世界を巡った W3C 設立 10 周年記念祝賀式典の最終章を飾ります。2004年12月1日にアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンにて開催されました、マサチューセッツ工科大学 (MIT) における W3C 設立 10 周年記念祝賀式典 W3C10 に始まり、2005年6月3日に地中海を望む南フランスはニース近郊の Sophia-Antipolis 研究学園都市にて開催されました、W3C 欧州ホスト開設 10 周年記念祝賀式典 W3C10 Europe を経て、満を持しての W3C10 Asia 開催となります。
W3C10 Asia 協賛組織を募集いたします
W3C は、W3C10 Asia の成功を期して寛大にも資金的及び物品的支援の提供に同意して頂ける、W3C 会員及び一般からの協賛組織、メディアスポンサー様、協力組織の皆様に感謝いたします。W3C では、W3C10 Asia 協賛組織を募集いたします。協賛特典の他、詳細につきましては W3C10 Asia 協賛をご検討の皆様へをご参照下さい。
開催概要 及び お問合せ先
- 開催日:
- 2006年11月28日(火)
- 開催時間:
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シンポジウム: 10:00 – 16:30 (受付開始: 9:00) 展示会: 12:00 – 17:30 記者会見: 16:45 – 17:15 (報道関係者様限定) 祝賀レセプション: 17:30 – 19:00 - 開催場所:
- ホテル日航東京 〒135-8625 東京都港区台場 1-9-1
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シンポジウム: 1階 「オリオン」 展示会: 1階 「シリウス」 記者会見: 3階 「レインボーテラス」 祝賀レセプション: 1階 「アポロン」 - 参加登録:
- 参加をご希望される方は、事前参加登録をお願いいたします。参加登録の詳細 につきましては、W3C10 Asia 参加登録ページをご参照下さい。
- お問合せ先 (日本、アジア) —
- 平川 泰之, <chibao@w3.org>, +81-466-49-1170
- お問合せ先 (ヨーロッパ、アフリカ、中東) —
- Marie-Claire Forgue, <mcf@w3.org>, +33 4 92 38 75 94 または +33 6 76 86 33 41
- お問合せ先 (アメリカ、オーストラリア、その他) —
- Janet Daly, <janet@w3.org>, +1.617.253.5884 または +1.617.253.2613
World Wide Web Consortium [W3C] について
World Wide Web Consortium (W3C) は、会員組織、専任スタッフ、そして一般の皆様が一丸となって Web 標準の策定に取組む国際的なコンソーシアムです。W3C は、Web の長期的な発展を保証すべく設計された Web 標準や指針の策定を通じ、その使命の遂行に努めます。現在までに 400 を超える組織がコンソーシアムの会員となっています。W3C は、日本の慶應義塾大学、フランスに本部を置く欧州情報処理数学研究コンソーシアム (ERCIM)、及びアメリカ合衆国マサチューセッツ工科大学計算機科学人工知能研究所 (MIT CSAIL) の各ホスト機関により共同運営されています。加えて各国地域における普及推進拠点となる W3C オフィスを世界各地に設置しています。詳しくは W3C の Web サイト http://www.w3.org/ をご参照下さい。