新規トレーニング講座開講 - W3Cx2周年
W3CxがHTML5とCSS MOOCsのコースを皮切りに開講してから2年、今やW3Cxは、edX（ハーバード大学とMITが行動で創設した非営利のオンライン学習プラットフォーム）との連携を通して世界中から400,000人近くが受講する非常に注目度の高いコースに成長しました。
W3C CEOのジェフェリー・ジャフェは、「W3Cxトレーニングコースは、とりわけウェブのデベロッパーがそのスキルを取得したり増すための高品質なコースを提供しています。これらのコースは新しい職場やよりよい職業へのドアを開けるツールとなり、満足度を向上させるのです。」と述べています。
JavaScript入門コース開講
2年目を迎え、5月29日からはコートダジュール大学が監修する5週間のW3Cx JavaScript入門コースが開講(登録)します。その講師であるミシェル・ブッファ教授は、2016年のedXベストティーチャー賞の一人として受賞しました。
フロントエンド・デベロッパー・サーティフィケート
W3Cは今後、ウェブ開発のトレーニングと経歴に対する需要の増加に応えるために「フロントエンド・ウェブデベロッパー・サーティフィケート」を発行してゆきます。これは5つのW3Cxコースの内3つの言語で運用されるウェブHTML5コース、CSSコース、JavaScripコースに適用されます。W3Cxのプロフェッショナル・サーティフィケートプログラムは、特定の経歴のための不可欠なスキルを構築したり発展させるために設計された、需要の高いコースのシリーズです。
edXのCEOでありMIT (米・マサチューセッツ工科大学)の教授であるアナント・アガーウォール教授はこのように語ります。「産業のリーダーやW3Cのような権威を持つ組織が発行するプロフェッショナル・サーティフィケートを保持することは、終了者が目の前で必要とするスキルや実践的な知識を取得するだけでなく、雇用者側が期待する能力や専門知識を持っているということです。W3Cxプロフェッショナル・サーティフィケート・プログラムは、ウェブ開発分野で必要とされている高水準の経歴を世界中の受講者に柔軟かつ現実的な構成で提供します。edXでは、W3Cxサーティフィケートが誰でもフロントエンド・ウェブの開発スキルとキャリアを会得できると信じます。」
W3Cx JavaScript入門コースは、フロントエンド・ウェブ・デベロッパー・プロフェッショナル・サーティフィケート・プログラムの一つです（申込みはこちら）。登録は「HTML5 & CSS Fundamentals」、「CSS Basic」、「HTML5 Coding Essentials and Best Practices」、「HTML5 Apps and Games: Advanced Techniques」でも受け付けています。
新しいW3Cトレーニングの詳細は、W3Cxのlearners’ storiesの巻頭に紹介されています。「W3Cのコースを受講した結果、プロとしての人生を始めることができた、とW3Cx受講生から言葉を受けています。W3CxのHTML5コースは、5つ星のコンテンツであると受講生から捉えられているそうです。W3Cクオリティを持つ各コースのコンテンツと指導法は、受講生から高い評価を得ているのです。」とW3Cトレーニング・ディレクターのマリクレール・フォーギュが語ります。
W3C (ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)について
W3Cは、地球上あらゆる場所で誰もがオープンにアクセシブルに、そして相互運用ができるウェブの技術標準とガイドラインを策定するため、ウェブの可能性を最大限に引き出すことを使命に掲げており、HTML5やCSSなど、全てのウェブサイトを構築する基盤技術を標準化しています。 キャプションと字幕付きオンラインビデオをよりアクセシブルにするW3Cの技術は、2016年のテクノロジー&エンジニアリングエミー賞を受賞しました。
400を超える会員と各産業の数千もの技術者が、W3Cのビジョンである「One Web」を創り上げています。W3Cは、米国MIT Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory（MIT CSAIL：マサチューセッツ工科大学計算機科学人工知能研究所)、フランスEuropean Research Consortium for Informatics and Mathematics（ERCIM： 欧州情報処理数学研究コンソーシアム)、日本の慶應義塾大学、及び中国の北京航空航天大学 (Beihang University)により共同運営されており、各国にW3Cオフィスを設置しています。詳細についてはこちらをご覧ください。
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