Leading the Web to Its Full Potential...
... by
developing protocols and guidelines that ensure long-term growth for the Web
— W3C
の使命
- 方針
- Web interoperability: Web
の相互運用性の確保
- OneWeb: Web の分断を回避
- 役割
- Vendor-neutral Open Forum:
ベンダ中立でオープンな議論の場
- Web 技術の標準化 [ W3C 勧告 ] (2006年1月現在 91 本 (旧版は除く))
- 目標
- Web for Everyone: 誰もが使える Web
- Web on Everything: どのようなものからでもアクセスできる Web
- Knowledge Base: 人だけでなくコンピュータにも利用可能な情報源たる Web
- Trust and Confidence: 信頼できる Web
ワーキンググループでの活動
- ワーキンググループ (WG)
- 具体的な技術仕様やガイドラインの策定を行う活動の最小単位
- 会員からの技術者と Team
からの技術スタッフで構成
- WG
議長は主に会員側参加者から選出
- Team スタッフは Team Contact として議長を補佐
- 会員や Team 以外の専門家の招聘も可能
(Invited Expert)
- 構成人数は数名から数十名規模までさまざま
- WG には世界中から技術者が参加
- 週に1, 2回の電話会議
- 2, 3ヶ月に1回の実際に顔を合わせる face-to-face (f2f) 会議
- 日常の議論や情報交換にはメーリングリストや IRC
- 情報の蓄積や共有,閲覧には Web
- インタレストグループ (IG)
- 一般参加者も含めたメーリングリストや IRC での議論が主な目的のコミュニティ
- 定期的な電話会議や f2f が行われることはほとんどない
W3C Recommendation Track 詳細
W3C
の仕様は以下の6つのステップを経て,勧告として公開される
- 公開草案初版 (First Public Working Draft)
- 当該の活動領域における仕様策定を W3C
内外に示すために最初に公開される草案で,W3C
特許方針に基づく特許請求除外期間が設定される
- 草案 (Working Draft)
- FPWD から LCWD に至る過程で更新される草案で, LCWD や CR, PR の段階で問題が生じた場合に差し戻されることもある
- 最終草案 (Last Call Working Draft)
- 一通り技術的な問題を解決して仕様が固まり WG
内で合意が得られた最終草案で,これ以降は技術的な変更は行われない
- 勧告候補 (Candidate Recommendation)
- 実装試験期間
- 勧告案 (Proposed Recommendation)
- 会員による投票期間
- 勧告 (Recommendation)
- 技術統括責任者 (Director)
である Tim Berners-Lee
の承認を経て勧告として公開される
W3C への会員参加について
- W3C 会員種別
- Full / Intermediate / Affiliate
の3種類
- 会員の権利に違いはなく,年会費のみ異なる
- 年会費額 (2006年1月以降に日本会員として登録した場合)
- Full Member
- 総収入が年間 230億円 (23,000,000,000 JPY) かそれ以上の営利組織
- 会費年額: 730万円 (7,300,000 JPY)
- Intermediate Member
- 総収入が年間 57億5000万円 (5,750,000,000 JPY) かそれ以上かつ 230億円
(23,000,000,000 JPY) 未満の営利組織
- 会費年額: 292万円 (2,920,000 JPY)
- 2005年4月から2008年中までの3年間だけの暫定措置で,
この期間中に新たに20組織が Intermediate Member として会員登録すると,
正式に運用されることになる
- Affiliate Member
- 非営利組織及び上記に当てはまらない組織 (営利組織を含む)
- 会費年額: 73万円 (730,000 JPY)
- 会員登録される組織の本部が置かれている場所を基準に3ホストのいずれかに登録
- 各会員組織は会員側代表者として Advisory
Committee Representative (AC Rep) 1名を登録し,
W3C と会員組織間の調整を行う
- 標準化作業に直接参加するには,さらに WG への参加登録が必要
特許に関する留意点
特許の取り扱いに関する各種規定
キーポイント
仕様規定に本質的な技術 (normative technology) は全て,W3C Recommendation として公開される時点において,W3C Royalty-Free lisence にもとづいて提供されなければならない.
W3C 慶應ホスト
- 東アジア地区担当ホストであり,東アジア地区の W3C 窓口
- 会員,一般向けに様々なサービスを提供
- 日本国内向けの日本語による情報提供
- 12 名が Team スタッフとして活動
- 特に以下の活動に注力
- Semantic Web (RDF, OWL, SPARQL)
- XHTML / HTML
- XForms
- Scalable Vector Graphics (SVG)
- Compound Document Formats (CDF)
- Mobile Web Initiative (MWI)
- Voice Browser
- 国際化 (I18N)
- Quality Assurance (QA)
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音声ブラウザ
Web 技術と音声技術の統合により,世界中のあらゆる電話(音声端末)から音声
もしくは簡単なキー操作を用いて,さまざまなサービスにアクセスできるよう
にする.
-- Voice Browser Working Group Charter より
DFP: 次世代音声インタフェースフレームワーク
モジュール化により,アプリケーションの開発やメンテンスを容易に
音声インタフェースフレームワークを構成する
各種言語仕様
Presentation:
Flow:
Data: Included in SCXML
Voice Browser Working Group の活動
* W3C 最大のワーキンググループ
* 参加者: 87 人 (36 組織)
* 電話会議 / F2F会議
* WG 連絡用 ML
(一般公開用
/ WG 内部用)
Team Contact の業務
–WG メンバによる仕様策定活動を支援
* WG 運営管理のための各種ドキュメント作成:
* 各種ドキュメント公開 (W3C Recommendation など)
* WG の活動への参加: 電話会議, F2F 会議, ワークショップなど
* その他, WG 運営に関する業務全般
SSML の国際化対応
SSML ワークショップ (北京) : 2005.11.02 - 03
* SSML による音声合成の品質改善に必要な課題の洗い出し
→ 日本語や中国語など,言葉の意味に応じた韻律情報の使い分け
→ 課題の解決に必要となるマークアップ言語に対する拡張項目の整理
→ アジア各国および欧米の,音声合成を専門とする研究開発者が参加
* 議題および議事録:
* 参加者リスト:
SSML ワークショップで明確化された課題
優先度1
* Word boundaries
* Denote languages and dialects
* Phonetic alphabets
優先度2
* Chinese names
* Special words
* Tones and tone sandhi
* Sentence structure
* Text with multiple languages
* mora/sec
* Ruby
優先度3
* diacritics
* Expand POS
* Expressive elements
* Background sound
* Syllable markup
今後の取り組み
SSML ワークショップで整理した課題の仕様化:
- - "優先度1" および "優先度2" の各項目: SSML 1.1 仕様に反映
- - "優先度3" の項目: WG メンバが具体的に支持を表明し実装を行なった場合のみ反映
現状と予定:
- - Voiece Browser WG 内で,取り組みの具体的な優先度や作業割り当てについて議論中
- - 中国からの多数の参加者
- - SSML 1.1 作成開始の Kickoff meeting: 4月18-19日 北京
- - 第2回 SSML Workshop: 5月 30-31日 (ギリシャ, クレタ島; 中東言語が主な対象)
W3C から 日本企業様へのお願い:
W3Cへの積極的なご参加
日本国内の標準を,タイムリーに国際標準に反映していくことが重要
例えば...
→ 日本語音声合成に関する様々なノウハウを,世界標準である SSML に反映
→ 日本の立場を積極的に世界にアピール