平川 泰之

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World Wide Web Consortium インド Office 開設

発展著しい技術拠点と Web 標準との懸け橋

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平川 泰之, <chibao@w3.org>, +81-466-49-1170
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お問合せ先 (アメリカ、オーストラリア、その他)
Janet Daly, <janet@w3.org>, +1.617.253.5884 または +1.617.253.2613

(also available in English, Français, and हिंदी; see also translations in other languages)


http://www.w3.org/ — 20051027 — World Wide Web Consortium (W3C) は、20051110日、開発途上国を対象とする会費減額措置導入後初の W3C Office として、インド、ノイダに位置する先端的電算技術開発センタ (C-DAC)W3C インド Office を開設いたします。

1110-11日の2日間にわたり、ニューデリーの Hotel Taj Palace にて執り行われる開設式典は、Web 技術に関する国際会議及び研究会との同時開催となります。本式典には、Steve BrattW3C 最高執行責任者の他、インド国内における主要な業界及び研究機関からの代表者らが出席します。

公開イベントとなる本式典では、W3C スタッフ他による講演が行われます。

著しい発展を見せるインド IT 産業

インドはこの10年間、世界規模で急速な発展を遂げる IT 産業界において大いに存在感を示しました。世界銀行の研究報告によれば、海外ベンダの多くがインドをソフトウェア外部調達先の最有力候補に挙げています。インドのソフトウェア企業は特に、電子商取引、オンライン銀行取引、顧客情報管理 (CRM)、サプライチェーンマネジメント (SCM)、モバイルインターネット、WAP、ネットワーク統合、応用ソフトウェア開発、ロボット工学、組込系ソフトウェア、半導体設計、ソフトウェア工学向けの洗練されたソリューションをますます提供し続けています。インドは、米国カーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所 (SEI) が提唱するソフトウェアプロセスの成熟度モデル (CMM) においてレベル 5 を達成する企業や COPC / ISO 認証取得顧客コールセンタのうち、世界の半数以上が拠点を置くとともに、150 を超える研究開発機関に加え、世界最高水準の技術系大学や専門校がひしめき合う一大集積地のひとつに数えられています。

インド全域に連携網を張り巡らす C-DAC

インド通信情報技術省管轄の研究機関である先端的電算技術開発センタ (C-DAC) は、電子工学及び先端 IT 製品やサービスの設計、開発、導入に携わっています。

OpenFrame Architecture を採用したインド国産の高性能並列計算機 PARAM シリーズでも名高い C-DAC は、自然言語処理 (NLP)、人工知能 (AI)e ラーニング、マルチメディア、多言語処理、空間情報科学データウェアハウスデータマイニング、ディジタル広帯域無線ネットワーク、科学的モデリング及び視覚化、健康科学、遠隔医療や医療用画像情報システム (PACS) といった広範な技術や製品の開発を行っています。

W3C Office について

W3C は、Web の可能性を最大限に実現するための会員活動の一環として、W3C 活動の普及を推進する地域組織と協力しています。W3C Office は、各地域語による普及活動支援、W3C 活動地域の拡大促進、W3C 活動への国際的な参加奨励などを推進しています。W3C Office は現在、オーストラリア、ベネルクス (ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ)、フィンランド、ドイツ - オーストリア、ギリシャ、香港、ハンガリー、インド、イスラエル、イタリア、韓国、モロッコ、スペイン、スウェーデン、イギリス & アイルランドの 15 の国と地域にそれぞれ設置されています。

World Wide Web Consortium [W3C] について

W3C は、Web の発展を促進し、相互運用性を保証する共通のプロトコルを開発することにより、Web の可能性を最大限に導き出すべく設立されました。W3C は、日本の慶應義塾大学、フランスに本部を置く欧州情報処理数学研究コンソーシアム (ERCIM)、及びアメリカ合衆国マサチューセッツ工科大学計算機科学人工知能研究所 (MIT CSAIL) がホスト機関として共同運営する会員制の国際産業コンソーシアムです。コンソーシアムにより提供されるサービスには、開発者及び利用者のための World Wide Web に関する豊富な情報、新技術を応用した様々なプロトタイプやサンプルアプリケーションの開発などが挙げられます。現在までに 400 を超える組織がコンソーシアムの会員となっています。詳しくは W3CWeb サイト http://www.w3.org/ をご参照下さい。