TPACインクルージョン・ファンド

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はじめに

TPACインクルージョン基金は、W3Cグループの活動に積極的な貢献を通じてその意欲を示しているものの、TPACにおいて、より頻繁に、幅広く、あるいは有意義な形で貢献するために支援を必要としているW3C参加者の障壁を軽減することを目的としています。

TPACインクルージョン基金イニシアティブは、「2025-2028年戦略目標およびイニシアティブ」に示されているW3Cのステークホルダー戦略に貢献するものです。

この基金は、W3C会員からの会費、コミュニティ・エンゲージメント・チャンピオン・スポンサーシップ、および寄付によって運営されています。皆様からの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

応募資格

この基金は、以下の条件を満たすすべてのW3C参加者を対象としています。

  • 財政支援を申請する前年に、オンラインまたは対面でTPACに参加した実績があること。
  • 年間を通じて、少なくとも1つの既存のW3Cグループに参加していること。
  • 年間を通じて、所属するグループの会議へ継続的に出席している実績があること。
  • グループ会議への出席状況が良好であり、W3C行動規範を遵守していること。すなわち、良好な参加状況を維持している参加者であること。

本基金は、経済的支援がなければTPACに対面参加することが難しく、それでもなおW3Cの技術活動へ有意義に貢献する意思のある方を対象としています。例えば、以下のような活動が挙げられます。

  • 分科会(ブレイクアウトセッション)の企画・主催、またはTPACプログラムへの有意義な貢献
  • 仕様書、ドキュメント、またはテストの作成
  • プレゼンテーション資料や議論のための提案書・ドラフトの作成
  • グループ成果物をレビューし、議論のためのフィードバックやコメントを提供すること

優先順位付けの基準

本基金では、TPACにおける経験、性別、専門性、スキル、背景の多様性を高めることを目的とし、十分に代表されていない立場の方々への支援を優先します。特に、以下に該当する申請者を優先的に選考します。

  • 低所得国または中所得国で活動している方
  • W3Cコミュニティにおいて十分に代表されていないステークホルダーや業界に所属する方、または小規模組織を代表する方
  • 女性および多様なジェンダー・アイデンティティを持つ方
  • 障がいのある方
  • 前回の募集で支援を受けていない方

支援対象

本基金では、以下の対象経費のうち1つ以上について支援を申請できます。

  • TPACへの参加登録費
  • TPACへの参加に必要な渡航費(最も経済的で、安全かつ可能な限り直行に近い経路を選択し、割安な料金を確保するため事前予約を行うこと)
  • 宿泊費(会場指定の期限までに事前予約し、割安な料金を確保すること)
  • 介助者の同行がなければ参加できない場合、その同行する成人1名分の旅費および宿泊費
  • 旅行期間に合わせて加入する旅行保険(旅行費用および医療費を補償するもの)の保険料。なお、年間保険または勤務先が提供する旅行保険に加入している場合はW3Cは当該費用を負担しませんが、保険証券の写しを提出する必要があります。

W3Cでは通常、会議へ十分に参加するために保育サービスを必要とするTPAC参加者全員に対し、会場内で無料の保育サービスを提供しています。

申請方法

申請フォームでは、選考を行うために必要な情報、応募資格および応募条件を満たしていることを確認するための情報、ならびに財政支援を希望する理由を提出していただきます。提出された内容は確認・審査の対象となります。

また、申請フォームには、参加費用を賄うために申請者自身が講じている資金調達の取り組みについて説明する欄があります。さらに、他のスポンサーから支援を受ける場合の条件や、その支援を受けることによって生じ得る利益相反(または利益相反と受け取られる可能性)についても開示していただきます。

申請者は、渡航費および宿泊費の見積書を提出する必要があります。提案する旅程は、安全性およびアクセシビリティを損なうことなく、費用の安さと利便性(例:乗り継ぎ時間の短さ、会場まで徒歩で移動可能であることなど)のバランスが取れている必要があります。

また、見積書には申請者自身が負担する予定の費用を明確に記載してください。本基金は必要経費の全額ではなく、一部のみを支援する場合があります。

選考

応募受付は年1回実施されます。申請内容は、CEOが任命する選考委員会によって審査されます。

対象経費に関するガイドラインおよび基準に加え、以下の事項も審査の対象となります。

  • 提案されたイベントの前後に行う私的な旅行にかかる費用は、支援対象にはなりません。
  • 全体として費用対効果が高くなる場合は、往路・復路の出発日や出発地・到着地を変更することが認められます。その場合は、その計算内容を見積書に含める必要があります。
  • 支援が決定した場合、必要に応じて支出の事前承認を受けるため、最新の見積書を提出することに同意していただきます。
  • 払い戻しを受けるためには、有効な日付入りの領収書を提出することに同意していただきます。複数の通貨による領収書を含む場合は、申請全体を単一の通貨に換算し、使用した為替レートを明示してください。また、申請する費用について、他の資金提供元へ重複して払い戻し請求を行っていないことを確認していただきます。

渡航支援を申請する

支援を申請する

スケジュール

  • 2026年6月22日:応募受付開始
  • 2026年7月31日:応募締切(UTC 24:00)
  • 2026年8月31日:選考完了
  • 2026年9月:W3Cによる渡航手配の最終調整
  • 2026年10月:採択結果の公開(2025年と同様)

応募者および採択者には、選考終了後、速やかに結果をご連絡します。

インクルージョン基金および招聘エキスパート支援基金へのご支援

スポンサーとして支援する

スポンサーとしてご支援いただくことで、参加への障壁を軽減するとともに、インクルージョン基金および招聘エキスパート支援基金を通じて、価値ある交流や協力の機会を創出できます。

  • 財政的支援がなければTPACに参加できないものの、チェア、エディター、または選出された役職としてW3Cへ貢献している方々への支援への取り組みを示す
  • W3C参加者における低所得国・中所得国からの参加者の割合を高める
  • 女性、多様なジェンダー・アイデンティティを持つ方、障がいのある方を支援し、W3Cでの活動をより活発にする
  • 小規模組織や、W3Cコミュニティで十分に代表されていないステークホルダー・業界からの参加を促進する
スポンサーシップで受けられる特典
USD 2,500スポンサーシップ特典
W3Cスポンサー紹介ページへの掲載あり
W3C公式ソーシャルメディアでの紹介あり
TPAC終了後に公開される動画コンテンツでの紹介あり
TPACウェブサイトへのロゴ掲載あり
イベント開催前の広報での紹介あり
プレナリーセッションでのスポンサー紹介あり
セッション間のスクリーン表示でのロゴ掲載あり

2026年7月31日までにスポンサー契約およびお支払いが完了した場合、TPACスポンサー、またはインクルージョン基金・招聘エキスパート支援基金へのスポンサーシップに10%の早期割引が適用されます。

現物提供(インカインド・スポンサーシップ)も歓迎します。提供内容は、選択したスポンサーシップパッケージと同等の商業的価値を有するものとします。

寄付する

オンライン寄付システムを利用して任意の金額をご寄付いただくことにより、本基金をご支援いただけます。また、TPAC参加登録時に、参加登録費の5%を本基金へ寄付することも可能です。

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