1998年4月9日
World Wide Web Consortium

SMIL 勧告案の公開について

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(also available in English)

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World Wide Web Consortium (W3C) は9日、Synchronized Multimedia Integration Language (SMIL; 「スマイル」と発音します) を W3C 勧告案として公開しました。同勧告案に対して、今後 W3C 会員による検討と投票が行なわれます。

SMIL は、XML 1.0 を適用した記述言語であり、動画、音声、テキストなど、異なるメディアのオブジェクトを同期させるものです。SMIL を使用することで、Web 上でスライド、音声、ビデオ映像、文書を同期させた、マルチメディアプレゼンテーションを実現することができます。

SMIL は、W3C Synchronized Multimedia (SYMM) Activity の一環として開発されています。

W3C SYMM ワーキンググループは、 Digital Equipment Corporation, Bell Laboratories, Lucent Technologies Inc., Microsoft Co., Ltd., Philips Electronics N.V., RealNetworks, The Productivity Works. Inc. といった産業界で中心的な役割をはたしている企業・団体や、 CWI (The National Research Institute for Mathmatics and Computer Science in the Netherlands), NIST (National Institute of Standards and Technology, USA) といった研究機関や政府機関で構成されています。

W3C は、 さらなる機能を提供し、また実装の一貫性を保証するため、 SMIL を発展させる作業を続けています。 SYMM Activity についてのより詳しい情報は <URL:http://www.w3.org/AudioVideo/> をご覧下さい。また、SMIL の仕様については、<URL:http://www.w3.org/TR/PR-smil> をご覧下さい。

W3C のプロセス

W3C のワーキンググループで研究・開発された仕様は、 W3C 会員により正式に承認されなければなりません。 仕様はワーキングドラフト、勧告案というレビュー段階を経て W3C 勧告となります。

レビューを重ねて仕様として安定してきたワーキングドラフトは、 W3C Director の検討・承認を受けて勧告案となり、W3C 会員により、 正式な W3C 勧告とするかどうかの投票が行なわれます。

投票は W3C 会員組織からの各一名の代表により構成される W3C Advisory Committee により、 勧告案を W3C 勧告とすることに対して、1) 賛成、2) 条件付き賛成、3) 指摘する欠陥が修正されなければ反対、4) 反対、のいずれかの票を投じることで行なわれます。

会員による投票期間中、ワーキンググループは細かな技術的問題があればそれを解決し、結果を W3C Director に報告します。 この後、W3C Director は当該案に対し、

のいずれかの決定を行ないます。

会員による投票と検討の期間は、約6週間です。

W3C プロセスについてのより詳しい情報は、 <URL:http://www.w3.org/Consortium/Process/> をご覧下さい。


World Wide Web Consortium (W3C) について

World Wide Web Consortium (W3C) は、 米国マサチューセッツ工科大学計算機科学研究所 (MIT/LCS)、 フランス国立情報処理自動化研究所 (INRIA)、日本の慶應義塾大学 SFC 研究所 (Keio-SFC) がホスト機関として共同運営に当たっています。World Wide Web (WWW) 技術に関する情報の提供をはじめ、作成された規格を実現する標準的コードの実装、新技術を応用したさまざまなプロトタイプやサンプルアプリケーションの開発などに取り組んでいます。現在 250 を超える組織がコンソーシアムの会員として参加しています。

World Wide Web Consortium に関するより詳しい情報は <URL:http://www.w3.org/> をご覧下さい。

W3C ホスト


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