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[ORF 2005] W3C フォーラム イン ORF 2005 — W3C 標準活用術

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講演プログラム — 20051122() キャラントC-2

時間 講演タイトル及び講演者 スライド
12:00 - 12:30 開場 / 受付
12:30 - 12:45 開催の挨拶 閲覧 印刷
(Portrait of Tatsuya Hagino)
萩野 達也 (W3C アジア担当技術統括副責任者 / 慶應義塾大学 環境情報学部 教授)

W3CWeb の発展を促進し,相互運用性を保証する共通のプロトコルを開発することにより,Web の可能性を最大限に導き出すべく設立された会員制の国際産業コンソーシアムです.本講演では,W3C の概要紹介に続き,W3C において国際標準化が進む Web 技術の中から,セマンティック Web,音声ブラウザ,国際化についてそれぞれ取り上げます.

12:45 - 13:10 つながる世界へ セマンティック Web レシピ集 閲覧 印刷
(Portrait of Yoshio Fukushige)
福重 貴雄 (W3C 訪問研究員 / 松下電器産業)

Web 上のデータ統合して利用することを目指して標準化が進むセマンティック Web ですが,なかなか実像が掴みにくいと感じている人も多いかもしれません.そこで,セマンティック Web とは何か,セマンティック Web を使うとどんなことができるようになるのか,そして今どんなデータやツールが利用できるのかといった疑問に,W3C における最新の取り組みや関連する話題も交えてお答えします.

13:10 - 13:35 Web と話してみませんか? — あなたも使える音声ブラウザ 閲覧 印刷
(Portrait of Kazuyuki Ashimura)
芦村 和幸 (W3C Voice Browser ワーキンググループ担当 / 慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 専任講師)

日頃,パソコンや携帯電話を使って様々な Web サイトを閲覧する人でも,パソコンが利用できない出先や,キーボードを操作できない運転中など,欲しいときに必要な情報にたどり着けないことは良くあります.そのような場合に,携帯電話やカーナビを通じて「声」で Web にアクセスできたらどれほど便利でしょう? W3C で標準化が進む,音声を使って Web にアクセスするための方法について紹介します.

13:35 - 14:00
[ 日本語講演 ]
国境のない WebIT ビジネスを勝ち抜くために W3C 国際化活動
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(Portrait of Felix Sasaki)
佐々木 フェリクス (W3C 国際化 (I18N) Core 及び ITS ワーキンググループ担当 / 慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 専任講師)

国境のない WebIT ビジネスを勝ち抜くには「国際化」が鍵を握ります.言葉と国境を越えるデータ交換にはどのような技術が必要となるのか,Web の国際化に取り組む W3C の国際化活動を中心に,具体例を交えて紹介します.

司会進行: 萩野 達也


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技術チュートリアル @ W3C 展示ブース前 (スペースA)

ご注意: 本技術チュートリアルは共有プレゼンテーションスペースにて実施される関係上,実際の参加者数や周辺の混雑,騒音状況により,内容の変更や終了時間の繰上げ等の可能性がございます.予めご了承下さい.

日時 チュートリアル内容及び講師 スライド
20051122()
17:00 - 18:00 セッション 1: HTML の呪縛を解き放て 閲覧 印刷
(Portrait of Masayasu Ishikawa)
石川 雅康 (W3C HTML 活動責任者 / 慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 専任講師)

新たなる Web ページ記述言語 XHTML 2.0XML ベースの Web フォーム技術 XForms,そしてそれらを含めた様々なマークアップ言語の組合せを実現する XML 複合文書の可能性について,デモを交えつつ探ります.

20051123(水・祝)
11:40 - 12:20 セッション 2: モバイル Web イニシアティヴはどこを目指すのか? 閲覧 印刷
(Portrait of Masayasu Ishikawa)
石川 雅康 (W3C HTML 活動責任者 / 慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 専任講師)

パソコンからの Web アクセス同様,携帯機器からの Web アクセスを簡便化し,使いやすさの向上を図るべく,本年5月に発足した W3C モバイル Web イニシアティヴ (MWI) について,発足後半年の動きから見えてくるものは果たして何かを探ります.

12:40 - 13:20 セッション 3: 音声インタフェースフレームワークの真髄 閲覧 印刷
(Portrait of Kazuyuki Ashimura)
芦村 和幸 (W3C Voice Browser ワーキンググループ担当 / 慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 専任講師)

Web との音声対話を実現する,W3C の音声インタフェースフレームワーク.その詳細について,VoiceXML など,すでに実用化され一般にも利用可能な技術を中心に,簡単なデモを交えながら解説します.

15:20 - 16:00 セッション 4: Web サービスに求められる新たな技術 閲覧 印刷
(Portrait of Felix Sasaki)
佐々木 フェリクス (W3C 国際化 (I18N) Core 及び ITS ワーキンググループ担当 / 慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 専任講師)

国際的に Web サービスを展開する上で避けては通れない Web サービスの国際化と,セマンティック Web 技術を Web サービスへ統合させるセマンティック Web サービスについて,その最新動向を解説します.

16:20 - 17:00 セッション 5: 浸透するセマンティック Web 閲覧 印刷
(Portrait of Yoshio Fukushige)
福重 貴雄 (W3C 訪問研究員 / 松下電器産業)

"Web of Data" とも表現されるセマンティック Web では,人間が見るためだけの Web に,新たにデータベースとして利用できるようなメカニズムを提供します.セマンティック Web を構成する RDFOWLSPARQL といった既存の技術から,これから検討が始まる Rule Interchange Format (RIF) や実践例として取り上げられるライフサイエンスなどを含め,W3C 内外の取組みを軸に,既に世の中に浸透し始めているセマンティック Web の全貌について鳥瞰します.