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From W3C Wiki

ここに集められた情報は、すべてのW3Cスタッフやその他の人々が効果的なプレゼンテーションを作成し、提供するのに役立つことを目的としています。

プレゼンテーションの準備について

  • Presentation Process and Workflowを参考にしてください
  • File:Pop-mh.pdfを参照してください。(by Molly Holzschlag, 2016年3月)
  • プレゼンテーションはできるだけ早く、遅くとも7日前までには公開しましょう。

スライドについて具体的に言うと...

  • W3Cのテンプレートを使い、最適にアクセシブル出力が可能なSlide toolsの使用を検討してください。
  • 聴衆がテーマに慣れることができるように、事前に補足資料を提供して下さい。
  • 配布資料、スライド、その他の資料がアクセシブルな形式であることを確認してください。
  • 例えば、HTML形式のプレゼンテーションでは、<h1>から<h6>までの要素を使用します。
  • 読みやすいフォントを使用し、テキストや視覚的要素(画像、ビデオ、図など)は遠くからでも読めるように十分な大きさを確保して下さい。
  • プロジェクターは微妙な色をうまく扱えないので、シンプルでコントラストの高い前景色と背景色を使用してください。
  • 例えば、<abbr title="SOS">Save Our Souls</abbr>のように略語は避けフルの記述を付けてください。
  • 聴衆と文脈を考慮してください:つまりプレゼンテーション資料に暴力的なイメージを使用しないようにしてください。これには、個人的または集団的な暴力の(写真または芸術的な)描写が含まれます。例えばよく知られている大量殺戮事件の余波のようなものです。


また、accessibility guidance for slidesも必ずお読みください。

講演について具体的に言うと...

https://www.w3.org/WAI/training/accessible.php#during Tips for speaking accessible]もご覧ください。

聴衆から見える位置にいること。
聴衆の方を向いて、マイクに向かって話すこと。
プレゼンテーションの目的を述べ、最後に聴衆が取るべき次のステップを提案すること(例えばACのサポート、ディスカッションへの貢献、フィードバックの提供など)。
聴衆が知らないかもしれない名前、単語、フレーズには特に注意して、明確に話すこと。
あなたの言語を母国語としない人も含めて、人々が容易に理解できる速度で話してください。
多くの人にとって、これは「ゆっくり話す」ことを意味します。
聴衆が情報を処理する時間を確保できるようにペース配分を行ってください。
シンプルな言葉を使うこと。
略語は元の言葉に戻して使うこと。
ただし、実際に何かの一般的な名称である場合は除きます。
しかし、さらに良いのは、できるだけ略語を避けることです。
スラング、専門用語、口語表現、イディオムを最小限に抑え、説明すること。
W3Cのような様々な文化を持つ聴衆には、慣用語を理解できない人が多く含まれています。これは英語を母国語とする人にも当てはまります。
ジョークやユーモアの使用には細心の注意を払ってください。
ユーモアのセンスは人によって大きく異なります。また、ほとんどのジョークは、英語を母国語としない人には理解しづらく、コンテンツから離れてしまいます。
グラフィック、ビデオ、その他のビジュアルの適切な部分を簡潔に記述すること。
グラフィックスやビデオなどのビジュアルを見ることができない人もいます。W3Cでは、音声とIRCテキスト「トランスクリプト」だけで遠隔地から参加するのが普通です。
表示されたテキストを話し言葉で繰り返します(ただし、スライドを直接読むだけではいけません)。
画面と音声の内容がお互いに補強しあうこと。この補強は、プレゼンテーションについていくのが難しい人には特に有効です。

フロアからの質問(Q&A)について

  • IRC(または私たちが採用するモデレーションツール)を使って、あなたのコメントや質問を記録してください。これは聞くよりも英語を読む方が得意な人に役に立ちます
  • あなたの名前と所属(必要に応じて)を明確に述べてください。
  • 簡潔な言葉でお願いします。
  • 話すスピード、略語や専門用語を避けることなど、スピーカーのガイドラインに従ってください。
  • 質問は一つとし、追加の質問は再度手を挙げてください。
  • 質問としての自分の意見を述べるのは避けてください。例:例えば意見表明の述べ方として、"Do you agree?" | "What do you think?"
  • 機会を利用して余計な話題についてスピーチするのではなく、議論の対象となっている話題を直接取り上げてください。議論中のトピックに直接言及してください。脇道にそれるような議論をする必要がある場合は、別途フォローアップ(メール、モデレーションツールなど)してください。

また、Guidelines for facilitatorにも注意してください。- もしファシリテーターがいれば、何を期待すべきかわかるでしょう。また、ファシリテーターがいてもいなくても、ファシリテーターが何をするかを予想することは、あなたが自分でモデレートしていることを意味します。

役に立つ参考資料

W3C Education and Outreach Working Groupによる"How to Make Presentations Accessible to All"をご参照ください。

関連

--- このページはSpeaker Resourcesから翻訳したものです。ただしリンク先は英語のままです。