PAGE2002 / W3C / Web Publishing 技術
2002.2.7 13:00-16:30
サンシャイン文化会館7階会議室[701号]
- 13:00-13:05 はじめに
Martin Dst / W3C Internationalization
Activity Lead
- 13:05-13:35 W3Cのご紹介
遠山 緑生 / W3C System team
staff
- 13:35-14:20 "Publishing on the Web using XSL" Part
1
Max Froumentin / W3C XSL WG Team
Contact
- 14:20-14:35 休憩
- 14:35-15:20 "Publishing on the Web using XSL" Part
2
Max Froumentin / W3C XSL WG Team
Contact
- 15:20-15:50 XSLの利用法、将来展望
小林 徳滋
/ アンテナハウス株式会社
- 15:50-16:30 総括質疑
W3Cとは?
WWW技術の標準化と推進を目的とした、
会員制の国際的な産業コンソーシアム
- Web技術の「標準化」
- -
オープン・スタンダードによる相互運用性のあるWebの実現
- Web技術の「推進」
- -
産業・研究コミュニティとの連携による「ビジョンとデザイン」の提示
Web技術に関する「議論の場」の提供
W3Cの「プロダクト」と「サービス」
- 勧告「Recommendations」
-
- Web技術に関する「デファクト・スタンダード」
- ワーキンググループ によって制定
- 関連技術文書 (Technical Reports)
- 参考ソフトウェアの開発
-
- Jigsaw Web Server, Amaya Browser/Editor
- HTML / CSS Validator (文法検証サービス/ソフト)
- 広報・普及活動
-
- 「ガイドライン」の提供 -
アクセシビリティ・ガイドラインなど
- Webや電子メールによる各種情報と議論の場の提供
簡単な歴史と背景
- 1989年 - Tim Berners-Lee(現 W3C Director)
による Web の「発明」
- 1993年 - Mosaic Browser
- 1994年 - MIT/LCS
を中心としてW3C設立
- 1995年 - Browser War
- 1995年3月 - INRIA参加
- 1996年9月 - 慶應義塾大学参加
- 1996年10月 - 初の勧告(PNG1.0)
- 1997年 - オフィスプログラム開始
W3Cの技術と勧告
- 初期のHTMLを中心としたWebからの発展
- 現在のXMLを中心とした姿へ:
拡張性による応用分野の拡大
- 現在までに40以上の勧告の発行
-
純粋な機能面だけでなく、アクセシビリティや国際化、品質保証などの
活動も
W3Cの組織
組織(1): メンバー
- W3C会員
- 企業、研究/学術団体、政府組織など
- 世界中で500組織
- 日本からは36組織(別紙参照)
- 二つのステータス(ただし、権利は同等)
- Full メンバー (一定年収以上の営利企業)
- Affiliate メンバー (それ以外)
組織(2): ホストとオフィス
ホスト
- W3Cを「主催」
- 世界中で三組織
- アメリカ: マサチューセッツ工科大学計算機科学研究所
(MIT/LCS)
- ヨーロッパ: フランス国立情報処理自動化研究所
(INRIA)
- 東アジア: 慶應義塾大学
オフィス
- 上記以外の世界各地域での広報・普及活動を担当
-
オーストラリア、ドイツ、ギリシャ、香港、イスラエル、イタリア、
モロッコ、スウェーデン、オランダ、イギリス
組織(3):Team
- W3Cの核
- 60名強のW3C専任スタッフ
- 世界10ヶ国以上から参加
- ホストに所属、もしくは会員からのフェロー
-
- Activity やメンバー、コミュニティ間の連携と先導
- 技術/運営両面のスタッフ
- ソフトウェア開発
- など
W3Cの実際の活動
- Domain
- Activity
- Group
- Working Group
- Interest Group
- Coordination Group
活動(1): Domain と Activity
活動(2): Group
- 具体的な活動を行う単位
- 電子メールや電話/F2Fによる会議を通じた議論
- Working Group (作業部会)
-
- 実際の技術開発や仕様策定などの活動を行う
- メンバーとTeamからの参加者による実働部隊
- Interest Group
-
-
より広くその分野に興味がある参加者による議論のグループ
- Coordination Group
-
勧告(Recommendation)ができるまで
- Working Draft (草案)
- Last Call Working Draft (最終草案)
- Candidate Recommendation (勧告候補)
- Proposed Recommendation (勧告案)
- Recommendation (勧告)
日本語リソース
原則的に公用語は英語なのですが、広報・普及活動の一貫として
W3Cへご参加ください
- メンバーの4つの利点
- 情報の早期入手
- 活動への影響力
- メンバーである事を対外的にアピール
- Webと情報技術の発展に貢献できる
- W3Cとその技術を動かすのはメンバーです
- ぜひW3Cへのご参加を!
- ご連絡は keio-contact@w3.org
まで
このスライドのアドレス: http://www.w3.org/2002/Talks/0207-next-PAGE2002/all.htm