XML 準拠の次世代 HTML
次々に機能を拡張する方向で HTML は発展してきた
これらの問題点の多くは単一のタグセットであること、 そして SGML アプリケーションであることに由来している
HTML 4.0 をベースにした XML 準拠のタグセット
XHTML の開発目標
↓
第一段階: HTML 4.0 を XML 準拠に再定義
昨年12月5日に “Voyager” というコードネームで最初のドラフトを公開し、 今年2月24日に XHTML 1.0 の最初のワーキングドラフトを公開
現時点での最新版は3月4日版
HTML 4.0 の3つの DTD (Strict, Transitional, Frameset) を XML で再定義
※ XHTML 1.0 ではまだモジュール化されていない
<html>
html
要素の xmlns
属性で対応する namespace を指定しなければならない<br>
ではなく <br />
のように書くいくつかの点に気をつければ、 XHTML で書かれた文書は既存の Web ブラウザでもほぼ問題なく表示できる
/>
の前にスペースを入れる<foo />
のような記述は避ける
(常に <foo> </foo>
のように書く)text/html
?text/xml
?text/xhtml
?XHTML の開発目標を達成するためには、 モジュール化が不可欠
当初は比較的大まかなモジュールの分け方を想定していたが、 現在ではモジュールをより細分化する方向で検討が進んでいる
単に XHTML 1.0のタグセットをモジュール化するだけでなく、 いくつかの拡張も予定されている
マルチメディア
例: SMIL (Synchronized Multimedia Integration Language) との統合
モバイル
例: WML (Wireless Markup Language) との統合