目次
- 背景: 「クルマとWeb」を取り巻く状況
- W3Cで進む「クルマとWeb」の国際標準化
- W3Cは「クルマとWeb」の架け橋になれるか?
背景: 「クルマとWeb」を取り巻く状況
ICTによる「クルマとWeb」のパラダイムシフト
ICT進化による,ライフスタイル/ワークスタイルの変化
(総務省 H26 情報通信白書 参照)
- カーナビ,ETC → コネクテッドカー (スマホ連携)
- メーカ囲い込み → Apple, Google等,Web企業の参入
- カーナビ専用端末 → スマホアプリ連携
コネクテッドカーによるビジネス展開
- 持ち込みスマホ(およびスマホアプリ)との連携
- ICT利用による新たな価値創造
- 「モノの売り切り」から「サービス提供」へパラダイムシフト
「クルマとWeb」を取り巻く近況
自動車におけるソフトウェアの役割増大
- 開発・管理コストの増大
- オープン・イノベーションによるコスト削減・開発期間短縮
- 標準仕様ベースによる「協調」 vs. サービス・アプリ実装による「競争」
諸外国におけるテレマティクス義務化
- 欧州・ロシアにおけるeCall義務化
- 新興国を中心としたSVT (Stolen Vehicle Tracking) 義務化
Webへの期待
OSに異存しないアプリ開発のプラットフォーム!
Open Web Platform
HTML5を核とする,Webアプリのプログラミング環境
(Mozilla Japan dynamis氏
講演スライドより引用)
HTML5とは?
HTML (HyperText Markup Language) のバージョン5
- Webページは「HTML(文法)とCSS(スタイル)」で記述されている
- W3Cで国際的に標準化されており,どのブラウザでも表示可能
HTML5の特徴
- 特定のプラグイン (Flash等) 不要で,音声や動画等マルチメディアコンテンツを再生可能
- 各種機器との連携や,柔軟なプログラミングを可能とする様々なJavaScript APIを追加
- WebKit等,オープンな共通開発プラットフォームの充実
HTML5への期待
- TV,ビデオ等の機器の種類やメーカの差異によらない,簡便かつ柔軟なアプリケーション開発
- 標準化されたJavaScript APIとオープンソース開発環境の利用により,開発効率向上
- 高度化されたHTMLおよびCSS利用によるGUIレイアウトの工数削減
新機能の例
- Video & Audio: Flash等のプラグイン不要で動画や音声の再生
- Canvas: 2次元画像のお絵描き
- Drag & Drop: 画像やテキストの移動・編集
- Web Storage: ローカルクライアントでのデータ保存
- Web Socket: 双方向かつ全二重通信
- Web Workers: マルチプロセス
→ 強力な拡張機能を持つ標準プラットフォーム
→ 適用範囲は「PC/モバイル」から「クルマ」へ!
コネクテッドカー
Web連携で
高度ナビ・プローブ,運転支援情報提供,運転状況記録,異常検知・緊急通知等
コネクテッドカーの広がり
— Audi
Audi connect
- 「コネクテッドカーであること」が選定要因の2番目に
- 音声読み上げ,ストリートビュー,車内Wifi (2015年〜)
- 車載用タブレットでスマホ連携,HTML5対応 (2014年末〜)
(総務省「ICT先端技術に関する調査研究」(平成26年)より)
コネクテッドカーの広がり
— GM
- OnStar (テレマティクス機能): 衝突事故自動通報,ロードサービス,盗難車両支援等
- MyLink (インフォテインメント機能): スマホ連携
- LTE利用による高速化,HTML5対応 (2015年〜)
(総務省「ICT先端技術に関する調査研究」(平成26年)より)
コネクテッドカーの広がり
— トヨタ
- NaviCon: スマホとカーナビをBluetoothで連携
- スマホからカーナビの目的設定,スマホアプリ上の地図から目的選択,電話帳の住所利用等
- 日産,ホンダ等でも利用
(総務省「ICT先端技術に関する調査研究」(平成26年)より)
コネクテッドカーの広がり
— Apple
- Apple CarPlay: iPhoneを車載機と接続して利用
- 音声通話,Apple Siriを活用したナビゲーション検索,音楽再生等
(総務省「ICT先端技術に関する調査研究」(平成26年)より)
コネクテッドカーの広がり
— Google等
OAA (Open Automotive Alliance)
- Google,Audi,ホンダ,Hyundai等が設立した業界団体
- スマホ(Android)を車載機に接続してスマホアプリ利用
CES2015の話題
— トレンド
- 「コネクテッドカー」から「ADAS (高度運転支援)」さらに「自動走行」へ
- センサーおよびIoT連携
- 「ウエアラブル・デバイス」の利用 (SmartWatch)
(Newsweek Web Siteより)
(BMW Web Siteより)
CES2015の話題
— キーとなる技術
- 自動車関連情報の増大:
- 道路,歩行者,物体,信号,標識,気象,運転者,同乗者等
- データ処理のための共通プラットフォーム:
- 膨大なデータ処理を共通化,分析・応用ビジネス展開
- 多様な端末・接続携帯との連携:
- 様々な規格が乱立 (AllSeen,OIC等),SmartWatchがハブになる?
日本側の動き
— Webと車に関する検討会
民間の検討会.総務省等もオブザーバ参加 (2012年12月〜)
検討会
- 「Webと車」に関する標準化活動(W3C等)について,情報収集・対応検討
イベント開催
- 2013年10月18日: ITS世界会議 SIS58 "Web Technologies Change Car Life?"
(プログラム p.51)
- 2014年3月14日: ATTT14 「Webと車の未来」カンファレンス2014
(プログラム)
日本側の動き
— SIP (戦略的イノベーション創造プログラム)
自動走行システム
- 内閣府,警察庁,総務省,経産省,国交省による研究開発プログラム
- H25年の「世界最先端IT国家創造宣言」に基づき:
- 2018年を目途に交通事故死者数を2500人以下に
- 2020年までに世界で最も安全な道路交通社会実現
- プログラム・ディレクターは,ITS Japanの渡邉浩之会長
- 公募期間: 2014年7月11日〜8月18日
- 研究開発期間: 2014年度〜2016年度
ICTを活用した次世代ITSの確立
様々な交通状況において,高度な安全性を確保
- 自動走行システムに必要な車車間通信・路車間通信技術の開発
- 歩車間通信技術の開発
事故削減のため,歩行者・自転車の位置・速度等の情報を自動車とやりとり:
- 専用端末利用直接通信型
- 携帯電話ネットワーク利用型
- 携帯電話ネットワーク利用型アプリケーション動作検証
- 携帯電話ネットワーク利用型情報収集・配信
- 様々な情報をビッグデータとして蓄積: 収集・分析・配信
- リアルタイムな事故回避の仕組みを補完・精度向上
- 事故発生分析情報,道路コンディション,気象情報,交通プローブ情報,歩行者プローブ情報等
- インフラレーダーシステム技術の開発
「Webと車」のアイデアソン
- 目的:
- W3Cにおける「Webと車」に関する標準仕様案を元に
- より広い発想で
- 「クルマ社会」における新たなWebアプリケーションや課題解決の可能性を考えよう!
- テーマ:
- W3C Vehicle Information Access APIを用いることで
- どんな素晴らしい「未来のクルマ社会」が拓けるか
- CoolなWebアプリケーションを考えよう!
- 日程:
2015年3月28日(土) 9:30-18:00 (18:00より懇親会)
- 場所:
慶應義塾大学 三田キャンパス 研究棟AB会議室および東館8階ホール
- 詳細とお申し込み:
https://www.kddi-ri.jp/ideathon/
W3Cで進む「クルマとWeb」の国際標準化
W3Cは設立20周年
米国サンタクララにて「W3C20」(設立20周年式典) 開催
Tim Berners-Lee (Web発明者) とVint Cerf (Internet発明者)
W3C会員企業
- 400団体: ブラウザ,Webサービス,家電,通信,ハード,ソフト等
日本会員:
- 32団体:
- 機器系: キヤノン, 富士通, 三菱電機, NEC, パナソニック,ソニー, 東芝
- Webブラウザ: ACCESS, jig.jp, Lunascape
- その他ソフト/Web開発等: アンテナハウス, 未来技術研究所, レイハウオリ, レピダム, ミツエーリンクス, ニューフォリア, オロ, BPS, ECN, ティファナ, Vivliostyle
- 通信・放送: KDDI, NTT, NTTドコモ, NHK, トマデジ
- Webサービス等: 楽天
- 教育: インタ−ネット・アカデミー, 慶應義塾大学
- その他団体等: AMEI,鯖江市,JRS
W3C Automotive BGの標準化議論
テーマ
- 自動車におけるWeb技術応用を促進
- 車載IVIをHTML5で制御するための,データ定義とAPI仕様
- Tizen IVI, GENIVI, Webinos, QNX等の既存仕様と整合性確保
W3C標準の下案が完成 (2014年12月4日)
Vehicle Information Access API
— 車載機器の制御API定義
Vehicle Information Access API仕様案
- メタAPI (Navigator, Vehicle)
- 各種設定:
- 座席情報: Zone
- データ取得用Callback: VehicleInterfaceCallback
- 利用可否設定用Callback: AvailableCallback
- エラー設定: VehicleInterfaceError
- データ操作:
- データ取得API: VehicleInterface
- 静的パラメータ設定: VehicleConfigurationInterface
- 動的パラメータ取得/設定: VehicleSignalInterface
- 利用可否設定: Data Availability
- ログ参照: History (optional)
Vehicle Data
— 車載機器のデータ定義
Vehicle Data仕様案
- 共通データ: タイムスタンプ (以下の各プロパティと組み合わせ)
- 各種設定とID: ID (VIN,メーカ,型,ブランド,モデル,年式), サイズ (幅,長さ,高さ,ドア数),燃料種別 (ガソリン,アルコール,ディーゼル,電気等),ミッション (オートマ,マニュアル),ホイール (直径),ハンドル (左右の別,傾き,前後位置)
- 走行情報: 車速,ホイール速度,エンジン回転数,トルク,アクセル開度,スロポジ,トリップメータ,ミッション位置,クルーズコントロール,ヘッドライト状況,車内ライト状況,ホーン,チャイム,燃料計,エンジンオイル,加速度,冷却水,ハンドル角度,点火時期,ヨー,ブレーキ操作,ホイール回転数,ボタン操作,ドライビングモード,昼夜
Vehicle Data
— 車載機器のデータ定義 (続き)
Vehicle Data仕様案
- メンテ関連: オドメータ,ミッションオイル (油温,劣化),クラッチ (劣化),ブレーキ (フルード量,パッド量),ウォッシャ液,警告灯,バッテリ (充電,電圧),タイヤ (空気圧,温度),ダイアグ
- 利用者ごと設定: 使用言語,測定単位 (MKSかどうか,燃料,距離,速度,燃費),ミラー角度,走行モード (快適,自動,スポーツ等),シート調整 (リクライニング,前後スライド,クッション高さ,ヘッドレスト,背もたれクッション,側方クッション),ダッシュボード表示の輝度,音 (ノイズ制御,エンジン音制御)
- セーフティ関連: ABS,トラクションコントロール,姿勢制御,最高速制限,エアバッグ,ドア状況,チャイルドロック,シート使用状況
Vehicle Data
— 車載機器のデータ定義 (続き2)
Vehicle Data仕様案
- 気象関連: 温度,降雨状況,ワイパー状況,ワイパー設定,霜取り,サンルーフ,コンバーチブル,窓,気象対応 (吹出口,風量,目的温度,エアコン,ヒーター,シートヒーター,シートクーラー,空気循環,ハンドルヒーター),気圧
- カメラと駐車関連: 車線状況,アラーム,駐車ブレーキ,駐車灯
W3C Automotive BGの参加状況
参加企業 (赤字は日本企業)
- 自動車メーカ: JLR, VW/Porsche, GM,Hyundai,Ford
- Tier1等: Continental, Intel, LGE, Obigo, OpenCar, Clear Channel,
Visteon, Harman, 三菱電機, BlackBerry/QNX, BSQUARE, Pandra
- 通信: KDDI, Vodafone, Nokia, Orange
- ブラウザ: ACCESS
※注意: 一部,業界団体での参加あり:
- GENIVI (BMW, PSA, Bosch, Elektrobit)
- JARI (日産,ホンダ)
- JEITA (アルパイン,パイオニア)
今まで開催した6つの会合
- 2012年11月14-15日: W3Cワークショップ (イタリア,ローマ)
- 2013年4月22日: スペイン バルセロナ会合
- 2013年5月29日: 東京会合
- 2014年3月17-18日: 米国 サンタクララ会合
- 2014年5月22-23日: スウェーデン ヨーテボリ会合
- 2014年10月9-10日: 米国 アナーバ (デトロイト近郊) 会合
2012年11月14-15日: ローマ・ワークショップ
W3Cにおける「クルマとWeb」議論の始まり
議題
- 車向けAPI,運転者向けHMI等,新たなWeb技術
- 音声認識,ハンズフリー,アイズフリー,アイコンなしインタフェース等
優先課題
- ユースケース,要件議論
- セキュリティ,ポリシー
- User Centric API
2013年4月22日: バルセロナ会合
2013年5月29日: 東京会合
- 議論内容の公開方針 (詳細議事録は非公開,要約は公開)
- BG Charter(活動計画)のレビュー
- 既存のVehicle APIについて
- 対象とする仕様策定の範囲について
- スマホ連携
- EVにおけるエンジン音生成
- 次世代ナビとWeb API
- ISOにおける取り組み
2014年3月17-18日: サンタクララ会合
- ユースケース,要求条件,車両情報
- 仕様書分割: 「データ定義」と「API定義」
- 単位系の扱い: ガロン vs. リットル,マイル vs. km等
- 車両位置情報の扱い
- GENIVIの活動紹介
- Navigation API
- Tuner API
- Speech API
- セキュリティ対策
- 実装任せ vs. 仕様レベルの議論
- 他のWeb標準との連携: DeviceAPI, System Applications等
- API利用が多すぎれば,車内ネットワークへの負荷が問題 (一種のDOS攻撃)
- 安全対策
2014年5月22-23日: ヨーテボリ会合
- 関連するWeb標準のサーベイ (Geolocation, Tuner API, Speech API等)
- Automotive WG設立について
- 車両位置情報の取り扱いに関する提案
- GENIVI Tuner API, Navigation API
- Vehicle APIレビュー
- セキュリティ
- GetHistory
- エンジンやモーターが複数ある場合の扱い
- Dead Reckoning
- Vehicle Location vs. Geolocation
- Availability (各機能の利用可否)
- Driver Identification
- 単位系: 国際単位系を使用
2014年10月9-10日: アナーバ会合
- Vehicle API仕様レビュー
- JLR (ジャガー・ランド・ローバー) 社によるプロト実装と問題指摘
- 車両位置情報の扱い (W3C Geolocation APIに対する改善提案)
- 車種ごとに異なるセンサーの有無や性能差への対応
- Automotive Working Group設立について
- さらなる技術的課題
さらなる技術的課題
- Security: 車とIVI,車外へのアクセス
- Media Tuner: GENIVI,W3C TV Control API CGと連携
- Navigation: GENIVI LBS (Location-based Service) と連携
- Bluetooth: 車内でのBluetooth機器利用
- Vehicle Environment: 車外の環境との兼ね合い (路車,車車,歩車)
- Driving Modes: 運転中 vs 停止中
- Telephony: 電話機能
- Device API/Hard Controls: Webからの機器制御
- App Lifecycle: 機器やアプリの同期
→「自動車向けWeb技術における今後の課題」で補足説明
今後,WG設立して正式勧告化
Automotive Working Group設立
今後
- 1月20日にWorking Group設立の電話会議
- 4月23-24日: ドイツ シュツットガルトにて,キックオフ会合
WGが設立されると?
「仕様書案」が正式な「W3C勧告」(=Web標準)に!
→ 今後のWG議論にはW3C会員であることが必要
W3Cは「クルマとWeb」の架け橋になれるか?
Web応用による顧客メリット向上?
- 既存技術,様々な産業との組み合わせ (モノとネット)
- Web技術の摘要範囲
- オープンなWeb仕様と製品・サービス
より柔軟な情報共有とアプリ構築?
- 利用者の識別・認証 (ユーザプロファイル,エージェント処理)
- アクセシビリティ,ユーザビリティ,国際化対応
- ビッグデータ,セマンティック・ウェブの活用
W3Cへの期待?
- 産業・業界の枠にとらわれない自由な議論
- 「協調 vs. 競争」の見極め
- 日本の先進技術を世界へ発信
W3Cご活用について
ご検討いただけますと幸いです
- 先行技術に関する会員限定情報の入手と活用
- 技術トレンド,御社事業への影響,製品実装のポイントの見極め
- TPAC/AC等,会員限定会合へのご参加
- 他社の動向・思惑に関する情報入手
- 国際標準化議論における「協調と競争」のバランス
- 英語で世界と戦える人材育成の「場」としても
- 御社のアイデアをW3CへINPUT
- W3Cグループにて議論・検討,デファクト化 (特に戦略的技術分野)
- 標準運用ガイドライン策定
- 標準仕様の運用ガイドラインに関するコンセンサスを早期に形成
いろいろな情報共有
- 年二回の会員限定会合へのご参加
- TPAC会合: 技術総会 (11月)
- AC会合: 株主総会的なご報告 (5月)
- 各WG等での技術議論
- F2F会合 (年数回程度)
- 電話会議 (週一回程度)
- メーリス議論 (毎日)
- W3C/慶應ならではのサービス
- 日本会員会合や日本支部議論等
- 日本語による情報共有・意見交換の場を提供
ご参加にあたって
— W3C会員加入
年間売上や業務形態に応じた年会費:
- 年間売上 1000億円以上: 740万円
- 年間売上 1000億円未満 57.5億円以上: 620万円
- (最初の2年割引; 参加は1IGのみ) 年間売上 57.5億円以上: 310万円
- その他 (非営利,政府系含む): 85万円
- (最初の2年割引; 10人以下かつ年間売上25億円未満): 21.5万円
※参考: BG限定参加費
- 年間売上 5000万ドル以上: 77.5万円
- その他団体 (非営利,政府系含む): 15.5万円
ご参加にあたって
— W3C 特許方針
- W3C勧告の中に「Normative (規範的)」な形で記述された内容については,無償で特許公開
- 仕様策定するWGごとに,特許範囲を切り分け
- ビジネス上重要な特許は,仕様書の規範的記述から除外 (例示に留める等)
- IGやBG等,「W3C勧告」を策定しないグループ議論には無関係
まとめ
日本を代表する皆様と「クルマとWeb」に関する最新情報共有
- W3C Automotive BGにおいて「クルマとWeb」に関する標準仕様の素案が完成
- WGを設立した上で,正式なW3C勧告として国際標準化
- JLR, GM, BMW, PSA等,欧米メーカが議論に積極的に参加中
今後の国際標準化議論へのご参加お願い
- GetHistory,車両位置情報,車車間・歩車間情報等,重要にも関わらず,欧米側プライオリティでない項目は検討が進んでいない面も
-
- 我が国のノウハウやビジネスソリューションに必要な要件を,皆様と一緒に世界標準へ反映していけますと幸いです!
ありがとうございました!