慶應義塾大学 医学部—IMIC—W3C 合同公開セミナー

「セマンティック Web を用いた医療情報、医薬情報の管理とその利用」

— 健康増進、新薬開発への応用を目指して —

日時:2007年11月19日(月) 13:30-16:30 (13:00より受付開始)

会場:慶應義塾大学 信濃町キャンパス 総合医科学研究棟 1階 ラウンジ
   最寄駅はJR信濃町駅です。総合医科学研究棟は図中の23番の建物です。
   アクセスマップ,キャンパスマップ

共催:慶應義塾大学 医学部、慶應義塾大学 SFC 研究所 W3C、(財) 国際医学情報センター (IMIC)

参加費:無料

登録フォームよりご登録後、参加証を印刷の上、当日持参下さい。受付にて名刺を申し受けます。

人数:先着50名様まで

お問合せ先:keio-contact@w3.org (電子メール) または 0466-49-1170 (電話) [担当: 平川 (W3C/慶應)]

概要

健康科学・生命科学分野の情報は、日々増大しており、その集積、管理、利 用などに多大の労力とコストが必要になる。一方、その検索と結果の利用は、 医学研究の推進、新薬開発の支援、健康管理や医療現場での支援などに、極め て重要な課題である。

このような情報の管理・統合化とその活用は、新しい Web の技術であるセマ ンティック Web を適用することにより、画期的な効果をもたらす。セマンティッ ク Web とは、メタデータを付与した Web システムであり、Web に対する意味 的な検索を行えるので、よりすぐれた情報や知識の検索が可能となる。

今回、Web の国際標準化を推進している国際的なコンソーシアム W3C (World Wide Web Consortium) で行われているセマンティック Web と健康科学および ライフサイエンスのグループの担当者が来日するので、その機会を捉えこのセ ミナーを企画した。具体例など直接受講者の皆さんの目で確かめていただき、 今後の発展性、有効性を確認して頂けることと信じている。Web やデータベー ス管理、IT など関係者の参加を期待している。

プログラム

13:30-13:40開会のご挨拶
      慶應義塾大学 医学部 学部長補佐 放射線科学教室 教授 栗林 幸夫
13:40-14:15セマンティック Web と W3C
      慶應義塾大学 環境情報学部 教授 萩野 達也
      概要: メタデータを利用したセマンティック Web の概要を説明し、
      また、それを提案し標準化を進めている W3C の活動を紹介する。
14:15-15:45セマンティックWebの健康科学及び健康管理への適用 (逐次通訳付)
      W3C HCLS (Health Care and Life Sciences) Interest Group 担当
      Eric Prud'hommeaux
      概要: W3C が現在推進しているセマンティック Web を用いた医薬
      情報管理などの実際を具体的なデモを交えて紹介する。
15:45-16:30医療情報学会などからの最新状況
      (財) 国際医学情報センター 主席研究員 鈴木 博道
      概要: 11月10日から14日まで開催される米国医療情報学会などの
      最新情報を紹介する。