Christian Liebel Nomination Statement

エリック・シオウ氏による推薦文

ノミネーションメンバーであるインテル株式会社のアドバイザリー委員会代表

クリスチャン・リーベル氏を技術アーキテクチャグループ(TAG)に推薦頂きましたこと、大変嬉しく思います。心より感謝申し上げます。

クリスチャン氏はウェブアプリケーション開発において、卓越した技術的専門知識を持つ非常に優秀なエンジニアです。彼はウェブ開発の支持者としてウェブコミュニティで際立った存在であり、MicrosoftのMost Valuable Professional(MVP)およびGoogle Developer Expert(GDE)として表彰されています。

また、Web Applications Working Groupに積極的に貢献し、Web Application Manifest仕様の共同編集者を務め、ThinktectureのAC代表としても活動しています。

さらに、以下のような公開記事を執筆しています:

私どもは、クリスチャン氏がW3Cへの参加した当初から彼を存じており、彼のコミュニティへの貢献意欲を証言することができます。

彼の献身的な姿勢に加え、技術的専門知識や多様な業界のウェブ実装者との協働経験から得た視点は、TAGおよびウェブコミュニティにとって非常に貴重な財産です。

私たちは、彼の立候補を強く支持します。この選挙で彼をご支援していただければ幸いです。温かいご支援を心からお願い申し上げます。

立候補者による声明

こんにちは!クリスチャン・リーベルと申します。私はウェブアプリケーション開発に特化したコンサルティング会社であるThinktectureのソフトウェアエンジニアです。

過去10年間、さまざまな業界のクライアントと共に、ウェブプラットフォームの限界を押し広げる革新的なウェブアプリケーションを構築してきました。

また、国際会議において、Service Workers、Web App Manifest、WebAssembly、WebGPU、WebNN、Prompt APIなど、最新のウェブ技術に関する講演を数百回にもわたって行ってきました

私のGitHubでのW3CおよびWICG仕様への貢献がThinktectureの2018年のW3C加盟のきっかけとなりました。それ以来、Web Applications Working Groupの主要メンバーとして、ウェブ開発者のニーズを積極的に提唱し、仕様作成に貢献してまいりました。

経験豊富なソフトウェアアーキテクトであり、技術執筆者として、TAGの継続的な活動(設計レビュー、調査結果、APIおよびプライバシーデザイン原則の進化)に貢献できることを楽しみにしています。以下の点で、技術アーキテクチャグループ(TAG)に貢献していく所存です:

私はChromium、Gecko、WebKitにパッチを提供するなど、主要なブラウザメーカーと積極的に連携しております。そして、ウェブの利用者、開発者、ベンダー、仕様策定の各側面を深く理解しています。

ヨーロッパの中心を活動の拠点とし、英語を第二言語とする私にとって、国際化は非常に重要な要素です。そこで、Web App Manifestへの国際化サポートを追加し、国際ユーザーのニーズを提唱しました。私はベンダーニュートラルな視点を提供し、W3Cの倫理原則および行動規範に基づいた適切な実行を約束いたします。

インテルからの推薦およびThinktectureからのTAGへの参加資金提供に、心から感謝申し上げます。


Xueyuan Jia, W3C Marketing & Communications.