Web 技術に関する技術者総会を米国マサチューセッツ州ケンブリッジにて本年11月に開催

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議論、活動、人脈作りの場として、11月7日を参加者に開放

 

http://www.w3.org/ — 2007年10月16日 — これからの Web について議論、問題解決、人脈作りをすべく、Web 標準化に携わる専門家らが一週間にわたり、米国マサチューセッツ州ケンブリッジにて一堂に会します。また、本年度初の試みとして、報道関係者の皆様をこれら議論の中心であり、開催週最大の全体会合でもある総会日 Plenary Day にご招待いたします。

ハイアット リージェンシー ケンブリッジ ホテルにて本年11月5-10日に開催されます W3C の 2007 年度技術者総会週間 Technical Plenary Week 2007 では、39 もの W3C 作業部会 (WG) 及び検討部会 (IG)、ならびに W3C 運営諮問委員会 (AB)、W3C 会員組織代表者総会 (AC) が並行開催されるとともに、週の中日には議論と連携の場が設けられます。

W3C Technical Plenary Week において最も広く認知されているのが、11月7日(水) に開催される Plenary Day です。パネルセッションや個々の講演を通じ、W3C が直面する緊急課題を取り上げたり、Web の今後の方向性について見解を述べたりします。本年度は、拡大を続ける一般の開発者コミュニティと W3C との連携に関するパネルセッション、HTML5 と XHTML2 に関する課題の解決案、Web 上での動画の取扱い要件に関する W3C における将来展望といった議題の他、参加者に話題を提供したり、参加者を刺激し、議論の起爆剤となるような様々な技術的な話題を取り上げる5分程度の講演で構成されるライトニング トーク セッションも用意されます。

報道関係者様向けの特設説明会にて、W3C 技術統括責任者を務める Tim Berners-Lee や、W3C TPAC 2007 プラチナ協賛会員組織様らとお会い頂けるよう、報道関係者の皆様を Plenary Day へご招待いたします。W3C では本会議へ寛大なるご支援を頂きます BEA 様、Cisco 様、IBM 様、Nokia 様にそれぞれ感謝の意を表します。

Plenary Day へは報道関係者様であればどなたでもご参加頂けますが、http://www.w3.org/2002/09/wbs/35125/TPAC-Media/ にて事前参加登録が必要です。直接会場にご入場頂ける他、電話回線及び IRC を通じての遠隔参加もご利用頂けます。議題の詳細につきましては、Janet Daly までお電話 +1 617 253 5884 または電子メール <janet@w3.org> にて直接お問合せ下さい。

World Wide Web Consortium [W3C] について

World Wide Web Consortium (W3C) は、会員組織、専任スタッフ、そして一般の皆様が一丸となって Web 標準の策定に取組む国際的なコンソーシアムです。W3C は、Web の長期的な発展を保証すべく設計された Web 標準や指針の策定を通じ、その使命の遂行に努めます。現在までに 400 を超える組織がコンソーシアムの会員となっています。W3C は、日本の慶應義塾大学、フランスに本部を置く欧州情報処理数学研究コンソーシアム (ERCIM)、及びアメリカ合衆国マサチューセッツ工科大学計算機科学人工知能研究所 (MIT CSAIL) の各ホスト機関により共同運営されています。加えて各国地域における普及推進拠点となる W3C 事務局を世界各地に設置しています。詳しくは W3C の Web サイト http://www.w3.org/ をご覧下さい。

本件お問合せ先:
日本、アジア (慶應義塾大学 SFC 研究所) — 平川 泰之, <chibao@w3.org>, +81-466-49-1170
ヨーロッパ、アフリカ、中東 (ERCIM) — Marie-Claire Forgue, <mcf@w3.org>, +33 492 38 75 94 または +33 676 86 33 41
アメリカ、オーストラリア、その他 (MIT CSAIL) — Janet Daly, <janet@w3.org>, +1.617.253.5884 または +1.617.253.2613

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