W3C

インタラクティヴ Web

W3C Day Japan 2003

2003年11月14日(金)

World Wide Web Consortium (W3C)
HTML Activity Lead

石川 雅康 <mimasa@w3.org>

http://www.w3.org/2003/Talks/1114-W3CDay-Japan/mi-iaweb/

WWW = インタラクティヴなメディア

テレビやラジオと異なり、ユーザの側から積極的に情報にアクセスする

単に情報を得るだけでなく、自ら情報を発信することができる

情報を求めて利用者が爆発的に増え、それによりさらに発信される情報が増え、 またさらに利用者が増えるという好循環が生まれた

HTML Web”から“XML Web”へ

初期の WebHyperText Markup Language (HTML) を用いたごく簡単な文書の発信が主

Web が発展するにつれ HTML 以外にも様々な形式が用いられるようになり、 またアクセス手段も多様化してきたため、 HTML にとどまらない様々な仕様を標準化する必要性が出てきた

むやみに HTML を拡張するのではなく、XML を基盤として様々なボキャブラリを組み合わせる

インタラクティヴな Web アクセスを支えるボキャブラリ群

XHTML: Extensible HyperText Markup Language

XHTML 1.0
HTML 4.01XML で再定義
モジュール化
XHTML 1.0 の各要素・属性を機能ごとにモジュール化
XHTML 1.1, XHTML Basic
それぞれモジュールを適宜組み合わせた文書型
XHTML 2.0
新たに設計し直した次世代 XHTML

MathML: Mathematical Markup Language

SVG: Scalable Vector Graphics

例: 国旗アニメーション (変換ツール, 変換例)

SMIL: Synchronized Multimedia Integration Language

デモ

XForms

XForms の特徴

XForms の実装 (デモ)

すでに多くの実装がアナウンスされている

現時点で勧告の仕様に対応しているもの:

XML 複合文書

複数の XML 名前空間を組み合わせた文書

例:

まとめ